奨学金、借りる前に知っておきたいこと
2026年11月8日公開
子どもが大学に行きたいって言ってるんですけど、奨学金って結局「借金」なんですよね...?
それ、半分正解で半分違うよ。奨学金には大きく2種類あって、返さなくていい「給付型」と、返す必要がある「貸与型」があるの
給付型なんてもらえるんですか?うちみたいな家でも?
日本学生支援機構(JASSO)の給付型奨学金は、世帯の所得が一定基準以下で、学ぶ意欲があれば対象になるよ。授業料の減免とセットになっていることも多いんだ
じゃあ貸与型は...
貸与型には第一種(無利子)と第二種(有利子)があるよ。無利子の方が条件は厳しいけど、利息がつかない分、将来の負担はずっと軽いんだ
借りるのは子ども自身になるんですか?
そう、奨学金は基本的に子ども本人が契約して、将来子ども自身が返していくものだよ。保護者が代わりに返済する制度じゃないの
それ、子どもにちゃんと伝えないといけないですね...
うん、そこが一番大事。「将来何年もかけて、自分で返していくお金なんだよ」ってことを、借りる前に親子で話し合っておくのがすごく大切だよ
奨学金について、もう少し詳しく
奨学金には、返済が不要な「給付型」と、返済が必要な「貸与型」があります。日本学生支援機構(JASSO)の給付型奨学金は、世帯の収入基準(マイナンバーを用いて機構が所得情報を確認する仕組み)を満たし、本人に学ぶ意欲があると認められた学生が対象です。多くの場合、入学金や授業料の減免制度とあわせて利用することになっています。
貸与型奨学金には第一種と第二種があります。第一種は無利子ですが、家計基準や学力基準が第二種より厳しく設定されています。第二種は利子がつきますが、家計基準が緩やかで、利用できる学生の範囲が広くなっています。いずれも、奨学金は保護者ではなく学生本人が契約者となり、卒業後に本人が返還していく仕組みです。
貸与型奨学金は、将来の収入から返済していく「借金」としての性質を持っています。借りる前に、毎月の返済額の目安や返済期間について、JASSOの奨学金返還シミュレーターなどで確認しておくことをおすすめします。給付型の対象にならない場合でも、大学や専門学校が独自に設けている奨学金、自治体独自の奨学金制度などを組み合わせることで、貸与型奨学金への依存度を減らせる場合があります。
自治体独自の奨学金制度の例として、福井県では、ひとり親家庭の中学3年生・高校生を対象に、返済不要の奨学金を月額30,000円(1年間)給付しています。他の奨学金との併用も可能で、申請期間は毎年3月中旬〜4月中旬です(窓口は福井県母子寡婦福祉連合会)。
何をすればいいの?
まずは、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金のページで、給付型奨学金の対象になりそうか(世帯の所得基準)を確認してみよう。在学中の高校(または進学予定の高校)にも奨学金担当の先生がいることが多いので、進路相談のときに一緒に聞いてみるのもおすすめだよ。
対象になりそうであれば、高校を通じて「予約採用」という形で、入学前に奨学金の種類と金額が決まることが多いよ。貸与型を使うことになった場合は、子どもと一緒に返済シミュレーターで将来の返済額を確認してから、申込書に記入するようにしよう。
質問に答えるだけで、あなたが実際にいくらもらえるか診断できるよ。LINEで友だちになってくれると嬉しいな♪♪
